気難し屋のWEBライターは鈍感な世界で考える

内向的で気難しい人の為の気難しい人によるWebライターとしての生存戦略ブログ。

【気難しい人考察】図星つかれて逆ギレした怒りの衝動を行動力に変えろ~気難しい人のやる気スイッチを押す方法~

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・分かってはいるけど行動に移せない

・本気で行動力に変えたい

・そしてその行動力を継続させたい

 

この記事では、そんな悩みを解決できる方法を実体験をもとに解説します。

 

目次

 

気難しい人は、誰かにケツ蹴られないと動かない

結論から言うと、

気難しい人は、誰かにケツ蹴られないと動かない。

 

例えば、怒られたり、神経を逆撫でされるような一言をいわれると、

自分のプライドがへし折られたり、自分の精神バランスが崩れかけたりする。

 

そんな状態になって初めて、

 

今のままでは行けない!やってやる!

見返したる!こんな自分は嫌だ!

 

って言う怒りで、勢い余った衝動にでも駆られなければ、

ずっと石橋を叩き壊して帰ってる。

 

と言うか、そうでもされなければ、動けない。

うすうす分かってはいる、脳裏にはずっとチラついている。

やった方がいい。自分の未来の為にも。

それは分かる。けど、動けない。

 

でも、そう、「でも、いや、だって」って自分に言い訳して、

「いや、コレは必要な事だから」って合理化してどうでもいい事やって、

グダグダやってたら1日が終わっちゃって。

 

7つの習慣で言うところの、

「重要度が高く、緊急度が低い」をいつまでも先延ばしして、

「重要度が低く、緊急度が高い」ばかりやってしまう。

 

 

「これは文章力やビジネス思考力を上げるトレーニングだから」

って言い訳して

映画見たり、小説読んだり、ゲームしたり、漫画読んだりしてた。

自分に都合のいい解釈をして甘えていた。

 

それはそれで自分の心の豊かさだったり、

語彙力つけたり、ストーリーの構造を考察したりするのは、

確かに自分にとって+になる。

その考えは覆らない。

 

だが、自分の生活にクリティカルに作用しないのだ。

享受しているだけでは、1円にもならない。

どう言う意図であれ、側から見ればただの1ユーザーだ。

 

耳が痛い話かもしれないが、

僕自身かなり痛い。僕自身の事でもあるから。

 

僕自身の経験談から、やる気スイッチを押す方法を晒す

 

「働けば?」

 

僕が図星つかれて逆ギレしたのは、

そんなありふれた言葉を、彼女にいわれたからだった。

 

コロナの影響で、仕事が長期休みになった。

 

こんな長期休みは社会人で、滅多にできるもんでもないから、

今まで出来ていなかった勉強や、趣味を存分やれる!

ってわりと呑気に構えてた。

 

数ヶ月先の収入なんてないのに。

 

まぁ呑気に構えてたのは、

心配してくれた親が、

仕送りしてくれたこともあってだったが、

ありがたいなぁと思う反面、恥ずかしかった。

 

27にもなって、まだ親のスネかじってんのかと。

 

でもやっぱり、親ってありがたい。

電話越しでは少し素っ気なく返答してしまったが、

めちゃくちゃ感謝してる。ありがとう。

 

 

ヶ月は、彼女とネットフリックス観たり読書三昧して過ごした。

 

でも、ずっと同じ空間にいるのは、

いくら相手が彼女といえど、ストレスがたまる。

彼女も多分そうだったと思う。

 

もともと生活リズムも、習慣も違う。

 

テレビはあまり観たくないのに、彼女はテレビが好きで、

彼女は一緒に観たいのに、僕は読書していて。

 

勉強したいと思った時には、もう深夜で、

彼女の就寝時間になっていて、

彼女は一緒に眠りたいのに、

僕はパソコンの明かりと、打鍵の音に気を遣いながら、

暗い部屋でカタカタやってた。

 

そんなちょっとしたすれ違いが、

大きな歪みになる。

 

心がすれ違う生活が一ヶ月も続けば、

いくら好き同士の人間でも、

嫌になってくる。

 

 

の日は彼女の機嫌が悪かった。

 

いつもはすごく優しくて、

笑顔の絶えない人だった。

 

どうしたのかわけを聞くと、

モゴモゴと言いづらそうにしている。

 

それでも、何度も問いただすと、

観念したように、

いつもより低いトーンで一言

「働けば?」と言われた。

 

その時、確かに頭の中で「ブチッ」と言う音が、

聞こえた気がした。

 

彼女の部屋から荷物を片付け、

そそくさと出て行こうとしたが、

ここでも逡巡していた。

 

彼女を傷つけたくなかった。

 

自分がグダグダこじらせていたことを当たるのは違うし、

彼女はただ、真っ当なド正論を言っただけだ。

それが、感情任せに出た言葉であっても、

本当は、僕が傷つくだろうから言わなかったであろう本音を。

 

でも、一緒にいてあげないと拗ねてしまうから、

今この状況で働くと言うことは、

今みたいにずっと一緒にいることは出来なくなるから。

「働く」ということは、「今より会えなくなる」ということだから。

 

だから僕は「いてあげてるんだ」「本当は一刻も早く稼げるようになりたいんだ」

そんな上から目線の、醜い自己弁護に心底自分がきらいになった。

 

思い上がりも甚だしい。

彼女はそんな偽物の関係性なんか望んでない。

 

自分は結局何もしてないじゃないか。

 

言い訳、言い訳、言い訳。

ずっと言い訳ばかり。

 

こんな自分が嫌いで、でもこう言うところが好きでもある。

 

こんな自分を変えようと思った。

もう何度も何度も思ってたけど、

本当に、心のそこから思った。

 

もしかすると、明日にはもう諦めているかもしれない。

 

いつも自分は、自分を裏切ってきたから。

 

でも、もう別に明日諦めたっていい。

 

今、今は、くそが!WEBライターでもなんでもやってやる!

働いて稼いでやる!証明してみせる!

って怒りにも似た衝動が心の中にある。

 

そして自宅に帰ると、真っ先にパソコンに向かって、

一人カタカタ作業に没頭した。

 

 

どんだけマイナスの感情だったとしても、

それは僕の絶大なモチベーションになる。

 

可能性に躊躇わずに向かっていける。

 

現実とちゃんと向き合っていける。

 

今まで馬鹿にしてきた行為ひとつひとつが難しい。

 

何ひとつ上手くこなせない。時間がバカみたいに過ぎる。

 

現実の自分に、絶望するけど、

でも確実に前に進んでいる感覚がある。

進歩している感覚がある。

 

生きている実感がある。

 

それがあれば、あり続ければ、

僕は前に進める気がする。

 

欲しい未来がある。

 

彼女にあんな顔はして欲しくない。

嫌な気持ちにさせたくない。

心から笑っていて欲しい。

 

だから、自分は動いていける。

動かなければ、と思う。

 

明日に向かって、一歩ずつ、泥臭く、

どれだけ無様でも。

 

伝えたかったこと

なんでこんな話をしたかと言うと、

キッカケってどこに転んでるかわかんないし、

もしキッカケみたいなものが自分に舞い降りたら、

その時は絶対逃さずに乗っかろうよ。って事と、

 

行動する時には、

その行動の「必要性」「意味・意義」がいるよ。

ってことをあなたに伝えたかったんです。

 

 

結局、自分に降りかかってこなければ、

自分事の事態に陥らなければ、所詮他人事なんですよ。人間。

 

だからこの記事の話も、

ふーんって鼻くそほじりながら見てるかもしれない。

 

なんだこいつクサイ茶番描きやがって、って思ってるかもですし、

彼女いるだけマシじゃん。とか思うかもですね。

 

そう言うの全部本質だけ抜き取って、

「うわ、あの話ってこの時の為だったのか」の時に、

行動を起こすキッカケになれば嬉しいです。

 

 

「なんでこの行動を自分は起こす必要があったのだろう」

と深く自問自答してみてください。

そして、これは自分が自分としてある為にどうしても欠かせない行為だ。

と思うものだけをやりましょう。

 

自分の心に響かないものって、将来的に辞めたくなるので、

ちゃんと「自分である必要性」のあることか見極めてからやりましょう。

 

 

キッカケですが、

「思い立ったが吉日」じゃないけど、

やろうと思った時にやるのが、一番早いタイミングなんです。

 

でも、やった方がいいのは分かってる。

ってのをすぐに実行に移せれば苦労しません。

 

あれもこれもと、やった方がいい行動を脳内にリストアップして、

出来てない自分にチェック入れて、ギャップに落ち込んで、

自己評価下がって、また動けなくなって。

 

気難しい人は完璧主義者が多いですから、

ついこの負の連鎖に自分を巻き込みます。

僕もそうです。

 

そんな諸々の悩みを解決するキッカケに、

この記事があればこれほど嬉しいことはありません。