気難し屋のWEBライターは鈍感な世界で考える

内向的で気難しい人の為の気難しい人によるWebライターとしての生存戦略ブログ。

【仕事は楽しいかね?書評】「生きているのは楽しいかね?」

 

 

 

突然ですが、

「仕事って楽しいですか?」

「生きているのって楽しいですか?」

 

「楽しくない」

「仕事が辛い」

 

と思っているあなた。

 

正直僕も昔はそうでした。

 

居酒屋で店長やってたんですが、

別に居酒屋の仕事は好きじゃなかったので、

毎日が苦痛でした。

 

でも、そこで働くのが習慣になってたんで、

他の道に行くのも不安だし、

なんなら道なんてないんじゃないかって思った。

 

「俺が抜けたら、この店どうなるんだろう」

「てか一体俺はなんの為に生きているんだろう」

「幸せって一体なんなんだろう」

 

そんなことを考えながら仕事してました。

全く健康的じゃないです。

 

仏教の「幸せの意味」

っていうメルマガ購読するくらいには不健康でした。

(いや、別に仏教を否定してるわけではないです。断じて)

 

おまけに仕事は忙しいし、

店長として、

マネージメントしながら、現場で誰より働いて。

バイトが休めば休日返上して出勤して。

 

今思い出してもおぞましい。

 

 

でも辞めるのはすごく勇気がいりました。

本当に言い出しづらかった。

 

辞める時の言葉をメモに書いて、

何度も復唱してからオーナーに告げに行きましたもん。

 

オーナーにはとてもよくしてもらってたし、

給料も結構もらってたほうだと思う。

今でもそのことは感謝してる。

 

辞めるって言うきっかけになったのは、

会社が補助金使って通わせてくれたコンサル。

 

自己啓発系のコンサルだったんですが、

そんとき、よくは覚えてないんですが、

「君が本当にしたいことは何?」

的な話をされたんです。

 

「自分のやりたいことって、なんだっけ?」

 

忘れてました。

見えなくなってました。

 

でも、心の中で蓋をしてたあることに気づけました。

 

「そういえば、音楽、やりたいな」

 

と、ポツリと呟いたのを覚えています。

 

あ、実は僕ずっと音楽やってて、

居酒屋で働いている間は、

興味も薄れてて忘れてしまってました。

あんなに好きだったのに。

 

で、無事辞めました。

 

今でもその店はなんとか営業してます。

 

僕は、音楽活動をしながら、

こうしてWebライターやったり、

バイトしながらの毎日ですが、

あの頃のストレスはありません。

 

むしろ、未来に多少ワクワクできるぐらいにはなりました。

 

あの頃が遠く、懐かしくさえ感じます。

たった4年ほど前のことなのですが。

 

 

自分語りが長くなりましたが、

伝えたかったのは、

仕事辛いなら、辞めてもなんとかなるぜ

ってことです。

 

あなたが辞めても、会社は潰れません。

案外うまくやっていきます。

 

そして会社は会社。あなたはあなたです。

あなたはあなたの人生を歩むべきです。

 

ここで、ある本に書かれた素敵な言葉を紹介します。

 

「試してみることに失敗はない」

 

これ僕すごい好きな言葉で。

人生いろいろ試してみたらいいんじゃないか。

ってこの本で思えるようになりました。

 

今日紹介するのは、

「仕事は楽しいかね」です。

 

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

 

 

まさに僕が、仕事が楽しくなかったから手に取った本です。

 

あなたも、昔の僕と同じ境遇にあるならば、

できれば救ってあげたい。

おこがましいかも知れませんが、そう思うのです。

 

 

これは、老人と青年の物語にそって、

大事なことをレクチャーしてくれる本なのですが、

分かりやすくて、しかも面白い。

 

そして、使いやすい知識が収録されているので、

読んだことない人にはぜひ読んでみてほしい。

 

多少、人生を生きやすくなりますよ。