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内向的で気難しい人の為の気難しい人によるWebライターとしての生存戦略ブログ。

完璧主義を治すには?完璧主義とうまく付き合う6つの方法

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「やる時はとことんやる」

 

「自分の中の完璧までこなさないと気が済まない」

 

「Aの作業が思った通りにならなかったら、BもCもできなくなる」

 

 

完璧主義、潔癖症の特徴なんですが、

僕もけっこう完璧主義で、

自分の中の100点になるまでとことんやってしまうタイプです。

 

でも、完璧主義って疲れるんですよね。

 

おおざっぱにされた掃除のあととか気になるし、

雑な仕事みたらイラッとするし。

 

自分で自分の首を絞めてるのはわかってるんだけど、

なんでもぜったい完璧なほうががいいじゃん。

っていう自分の正しさみたいなのってなかなか変えられないですよね。

 

そのせいで行動できないこともあるし、

先延ばししちゃうこともあるし、

デメリットも嫌ほど自覚してしまう。

 

今回はそんな完璧主義な自分と、

うまく付き合っていく方法を、

僕の実体験も含めながら紹介します。

 

完璧主義は悪いわけじゃないんです。

使い方を間違えてるから辛いんです。

 

だから完璧主義がハマってしまう罠を回避して、

完璧主義を活かしていこうぜ、

ってスタンスをこのブログではとります。

 

この記事を読めば、

完璧主義を改善することができます。

 

 

目次

 

 

1、完璧主義について

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(1)目指すべき完璧主義

 

まず結論から言うと、

目指すべきは「適応的完璧主義」です。

 

適応的完璧主義とは、

ざっくり言えばポジティブな完璧主義です。

 

適応的完璧主義の特徴はこんな感じ。

 

・高い目標を持っているが、達成のために無理はしない

・他人からの評価を気にしすぎない

・計画的に行動できる

・積極性がある

 

「そんなことできるの?」

「矛盾してるんじゃない?」

と思うかもしれませんが、できます。

 

なぜなら僕自身が、

ちょびっとだけ、

適応性完璧主義に近付いたからです。

 

人にイライラすることは減ったし、

いろいろな自分ルールを捨てたから、

割と生きてて今は楽です。

 

あなたにも、もっと楽に生きて欲しいです。

 

順を追って、

適応的完璧主義になるまでを説明しますね。

 

(2)完璧主義の特徴

 

そもそも完璧主義って、

こんな感じの人のことをいってませんか?

 

・ダメな部分ばかり見て自分を追い詰める人

・きちんとしない人に対して不満を感じやすい人

・自分を含めて中途半端なものが許せない人

・完璧でなければ意味がないと考えちゃう人

・少しでもつまづくと意欲を失う人

・徹底的に取り組むため時間がかかってしまう人

・物事に対し気軽に取り組めない人

・気持ちをなかなか切り替えられない人

・楽しむ能力に乏しい人

 

いまだに、全部僕じゃん。

って思ってしまう項目。わかりみが過ぎる。

 

思い当たる節あり過ぎて、

どこから具体例喋ったらいいかわからんレベル。

 

まぁこれは完璧主義の、

デメリットをみた場合なんですが、

 

項目にもあるとおり、

完璧主義の人は、

自分のダメな部分ばかり見ちゃいます。

 

ダメな部分ばかり見ちゃう完璧主義の人を、

「不適応的完璧主義」

って言います。

 

完璧主義で悩んでる人はこっちってこと。

 

でも、悪いことばかりじゃなくて、

良い方に目を向けてみる。

 

つまり

ポジティブシンキングで完璧主義を見ると、

 

・仕事の精度が高い

・責任感が強い

・最後まで手を抜かない

・信頼を裏切らない

 

ってメリットがあります。

で、僕らはこれ当たり前じゃん。

って思うんですけど、

「自分の当たり前は他人の非常識」で、

できない人はマジでできないんです。

 

できなくて悩んでて、

「仕事がデキて、ミスしない人はどうやってるのか」

なんて本が出てるぐらいですよ。

 

そんなん買うのバカらしいと思いません?

 

「考えたらわかるじゃん」

って思いますよね。

 

いや、それができるのは、

完璧主義だからなんですよ。

マジで。

 

で、やっぱり完璧主義の人の方が、

人から信頼されやすいです。手前味噌かもですが。

 

真面目が取り柄って面白みがないかもしれないけど、

僕は真面目に生まれてよかったって今は思います。

 

日本人は真面目な人が多いイメージかもですが、

根っから真面目な人は少ないと思う。

大体は真面目系クズです。つまり上っ面だけ。

 

これは僕が接客業で働いてて、

いろんな人を観察した仮説というか、

実感みたいなものなんですが。

 

というか、真面目であることに、

引け目を感じる人は多い。

 

だから本当に真面目さを武器にできてる人は少ない。

 

だから完璧主義を活かせれば、

まわりをごぼう抜きできる。

 

僕はそう自分に言い聞かせてるし、

実際世の中の成功してる人に、

真面目じゃない人は少ないですよ。

 

だって、

 

・仕事の精度が低い

・責任感がない

・手を抜く

・信頼を裏切る

 

そんな人が成功できると思いますか?

 

僕はぜったいそんな人は成功できないと思うし、

仮にそんな人が成功したとしても、

すぐに失敗します。

 

まぁ見ててくださいまわりを。

不誠実な人はバンバン落ちて行きますよ。

 

まさに因果応報。

 

だからあなたは間違ってないし、

少し捉え方を変えれば良いんです。

 

その捉え方を今から紹介して行きますね。

 

2、完璧主義を治す6つの方法

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適応的完璧主義にシフトチェンジするための方法を、

いくつか紹介していきますね。

 

・完璧主義の人は完璧な60点を目指す

 

完璧主義の人はなんでも100点を目指しがちです。

 

おそらく自分の中に明確な100点の基準があって、

その基準になるまでやらないと気が済まないと思います。

 

僕もそうなので。

 

でも、物事を広く捉えると、

100点や完璧なんてない。

 

ということがわかります。

 

それに、

完璧主義の人の100点って、

そうじゃない人から見たら200点に見えるんですよ。

 

例をあげると、

僕が職場で片付けをしているとき、

よく上司や同僚から感心されます。

 

自分では当たり前だと思っているレベルで、

片付けているだけなので、

褒められる理由がわかりませんでした。

 

が、他の人の片付けを見ていると、

僕の中では50点だったり、

60点だったりするんです。

 

であれば、

物事の最低限のレベルは50点としましょう。

完璧主義の50点が、

他人の100点なんです。

 

でもさすがに50点を目指すのは、

サボってる感じがしてイヤだと思うので、

60点を目指す。

 

はじめは完璧な60点。

本気でいつもより手を抜いてみてください。

 

手の抜き方がわかったときに、

自分で臨機応変に60点〜80点のラインで、

物事をやっていれば、

実は意外とやっていけるものです。

 

100点を目指さずに、

60点を目指してみましょうって話でした。

 

・何が一番大事なのか?を決めるクセをつける

 

優先順位を決めておこうって話です。

 

全てのことを100点でやるって、

どう考えても効率が悪いんですね。

 

だったら、

重要度や緊急度を考えて、

優先順位をつけてみましょう。

 

自己啓発本の名著、

7つの習慣にある方法なので、

知ってる人もいるかもしれませんね。

 

下の図参照。

 

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こんなふうに優先順位を決めて行動すれば、

何にリソースを絞って、

何は手を抜いて良いのかがわかります。

 

要領だけよくてもいけませんが、

完璧主義の人が要領のよさを身につけたら、

鬼に金棒ですよ。

 

・事前に時間を区切る

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いつまでに終わらすかを決める。

終わってなくても決めた時間には終わる。

 

時間を区切らないと、

ついつい時間を忘れて没頭してしまうのが、

完璧主義の人のクセです。

 

バイトなんかは、

シフトが決まっていたりして、

時間が限られていることが多いので、

時間を区切るトレーニングには最適です。

 

何時までに、

どこまでの作業を終わらせるのか。

を意識して、

作業が途中だったとしても、

決めた時間には終わる。

 

できなかったら、

その時間内でやるのは、

どうしたら良いのか考える。

 

そういうふうにPDCAサイクルを回す。

ってことを意識してみると良いですよ。

 

・加点方式で考える

 

100点から評価を減らしていく減点方式から、

今あるものに焦点を当てる、

加点方式で物事を考えてみましょう。

 

できなかったことより、

できたことに目を向けようってことです。

 

確かに、自分のできなかったことって、

目につきやすいです。

 

でも減点方式では、

自分の理想には、

いつまで経っても辿りつきません。

 

完璧主義の理想像は、

ぜったいに超えられない、

漸近線のようなものだからです。

 

だから理想は理想と割り切る。

諦める。そういうものだ。と思う。

 

理想とは漸近線だと受け止めて、

その理想に向けて頑張った時に、

自分を褒めてあげてください。

 

おそらくやっていることは、

前と変わらないと思います。

 

でも捉え方がネガティブからポジティブに変わると、

それだけで前向きになれるのです。

 

それが加点方式です。

 

これ対人関係に使っても効果的です。

 

他人の評価を減点方式にすると、

人の嫌なところばかり見てしまいます。

 

それって自分も辛いし、

相手との関係もよくはなりませんよね。

 

自分に優しくすれば、

人にも優しくなれます。

 

人のいいところを見れるようになれれば、

自然と他人を尊敬できます。

 

尊敬できるようになれば、

良好な人間関係が構築できます。

 

まさに加点方式はいいこと尽くめなんです。

 

ぜひマインドセットを変えてみてください。

 

・「まっ、いいか」と言う 

 

完璧主義を治すには、

「まっ、いいか」を口癖にしてみましょう。

精神科医の樺沢紫苑さんが勧めてた言葉です。

 

バカボンの「これでいいのだ」

も同じニュアンスですかね。

 

自分の基準に達しなくて「もうダメだ」

って諦めそうになったり、

いいかげんに見える人を許せなかったり、

そんなとき、「まっ、いいか」って言ってみましょう。

 

それこそ諦めなのではないか?

と思うかもしれませんが、

完璧主義の人は、

そのストイックさで、自分の首をしめて、

辛くなったりします。

 

なら、一回手放してみる。

ってことをやってみてください。

 

柔軟で幅のある心を持てるようになって、

生きるのが楽になりますよ。

 

・結果を手放す 

 

結果を手放す。

とは、頑張るだけ頑張ってみて、

結果にこだわらない。ってことです。

 

頑張ったら、

評価や結果がどうしても欲しいですよね。

 

でも、評価や結果が必ずしも、

正当に返ってくるわけではありません。

 

だから落ち込んだりしてしまうんです。

 

そこで僕がよくやっているのは、

頑張ったことがあっても、

「好きでやってるだけだから」

と思うことです。

 

頑張るのは、自己満足のため。

他人からの評価はどうでもいい。

期待しない。

 

って考えてやってます。

こういう風に考えると、

頑張ることも続けられて、

他人の評価に一喜一憂しなくてすみます。

 

でも、大丈夫です。

 

あなたが頑張った証は、

絶対に誰かが見ています。

 

宗教みたいな話で申し訳ないですが、

宇宙とか天とか神様とかが、

あなたの頑張りを絶対見てる。

 

良いことをすれば、

良いことが返ってくるようになってるし、

悪いことをすれば、

悪いことが返ってくるよう。

 

って考えてみると、

考えてみたり、信じてみるのは、

無宗教でもできますし、タダです。

 

斉藤一人っていう方の、

自己啓発本に多い考え方ですが、

結果の手放し方は、

とても勉強になることがあります。

 

完璧主義を治すきっかけに、

一度読んでみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

 

完璧主義の治し方について説明しましたが、

完璧主義が悪いのではなくて、

完璧主義の捉え方が問題だったというのが、

お分かり頂けたと思います。

 

完璧主義は活かせば最強の武器になるので、

ぜひこの記事のエッセンスを取り入れて、

完璧主義とうまく付き合ってみてください。